友達の数はステータス?

10代はとかく、友達を欲しがる時です。友達がいっぱいいる、というのは一種のステータスですね。

もちろん10代になると人間としての形成における成長期であるので、容姿や個性が人を惹きつける魅力となり、集団を作る要因になるので友達をいっぱい作りたいという衝動はけっして不思議なことではなく、むしろ生物として当たり前のことなのです。

中にはお金や暴力で集団を形成しようとする人もいますが、これもまた生物としての本能のまま動いているので、仕方がない部分もあります。

つまり容姿や個性に群がる人、お金や暴力に屈する人、どちらも生物的に言えば大差ない、つまりそれが人間的生物としての本質と捉えることもできるのです。

群がる人は、その要素がさらに強い人の方へ流れていきます。

だからステータスとなる友達の数はつねに一定ではなく、組織が変われば数も変わります。

極端な話、学校でクラスが変わるだけでも友達の数なんて変わってしまうのです。

中学生から高校生になれば、今度は高校生から大学生になれば、さらに社会に出ると集団の形成が変わることに従って自分の属する群れは分散、数は必ず減っていくわけですね。

今、友達が少ないと思っている若年層の男女は、あんまり気にしないでください。

今、取り巻きが多い連中なんて、やがて社会に出る頃になれば確実に集団としての数は減るだけですから。

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