ルパン三世第四シーズンの第九話「殺し屋たちの鎮魂歌」も第四話と同じく挿話ですが、主人公は石川五エ門になります。
ストーリーはかつて小国の独裁者暗殺をチームで請け負った五エ門が、殺したはずの独裁者ボディガードが次々とチームの残党を殺していく中、再び対峙するという内容で、独裁者暗殺チームに加わっていたベラドンナという少女との関わりが横軸になります。
最初に独裁者暗殺を行う時、ベラドンナを五エ門が守ったことから交流が始まり、2人でボディガードの家に向かう途中、ベラドンナと交わす言葉がこれ。
『指切りをした。お主を守る。それがしの命にかえても」
最初の暗殺の時にも途中で指切りをするわけですが、事態は思わぬ方向に向います。
独裁者暗殺を指示したのは将来、イタリアの大統領候補と言われているファーゴで、小国の油田権利確保が目的でした。
その秘密を知る暗殺者チームの残党狩りが目的で、じつはボディガードはもう役に立たず、ベラドンナがファーゴの手下となってチームのメンバーを殺していました。
ファーゴはベラドンナを孤児から育てましたが、その時、心臓に小型爆弾を仕掛け、操り人形に仕立てていたのです。
クライマックスは小型爆弾を取り去る次元大介の刀さばき。
ラストシーン、次元大介が気の利いた台詞を言うので、聞き漏らさないように。