では、「LUPIN THE ⅢRD 次元大介の墓標」からの名台詞を紹介しましょう。
「世界一のガンマンは2人いらねえ」
これはヤエル・オクザキに最初に狙撃され、胸を射ち抜かれた後で決着をつけるために出かける際、言った台詞。
なにしろ後方からの狙撃、当然、次元大介としてはガンマンとしてのプライドが許しません。
近距離の撃ち合いであれば絶対に負けない自信がある次元大介はヤエル・オクザキの部屋で早撃ちの勝負に出ます。
で、次元大介が負けちゃう。
見ていたルパン三世もびっくり。
これはヤエル・オクザキの作戦勝ちですね。
ヤエル・オクザキはカスタム化が大好きな男なので、ハンドガンやホルスターも改造しており、22口径で銃弾が1発しか入らない軽量拳銃を使用、さらにホルスターも拳銃を抜かないまま回転させて撃てるような工夫がしてありました。
重い.357マグナムをベルトに挟んだままの次元大介では勝てません。
実際、22口径であれば心臓や脳を射ち抜かない限り、マンストッピングパワーが弱く、しかも銃弾が一発しかないのであれば、多少、負傷しても.357マグナムの方が勝つのですが、やはり早撃ちで負ける、というところがこの物語の肝でしょう。
大丈夫です。2回目の勝負では必ず勝ちますから。