「LUPIN the Third-峰不二子という女-」の第十二話、第十三話は物語の結末が描かれているので、ここでストーリーの紹介をするとネタバレになるので省きましょう。
ちなみに峰不二子からルパン三世、銭形警部にセーヌ川へ飛び込んだオスカー警部補、そしてもちろん、次元大介と石川五エ門まで登場するオールスターキャストです。
すべてのストーリーが最後の伏線となっているだけに衝撃の結末が待っているわけですが、オマケ的存在となっているのが次元大介と石川五エ門のファーストコンタクト。
フロイライン・オイレの影響で互いが敵と認識することから対決しますが、これもルパン三世対次元大介の時と同じく決着がつきません。
そして最後、次元に「アンタとは二度とやりあいたくねえなあ」と言わせた五エ門の実力、さすがです。
とくに決闘のクライマックス、必殺技を出す次元大介に対し、それまでの太刀筋を変えてまで防御する辺りは五エ門の真骨頂でしょう。
そうそう、名台詞でしたね。
『どんな記憶を植え付けられたって、私は私でしかないわ。これが、峰不二子という女』
この台詞が本編ラストのキーポイントになっています。
それにしても出会ってみたいものです。
『私はいい女じゃない。とびきりのいい女よ』なんて自分から言える女性と。