「LUPIN the Third-峰不二子という女-」に続いてTV第4シリーズ「ルパン三世」は第3シリーズから30年ぶりに制作された物語です。
その間、劇場版やTVスペシャル版は多く作られていますが、悪漢から正義漢に移行しつつあったキャラクターが第4シリーズで本来の姿に戻され、大人でも楽しめるアニメとして高い評価を得ました。
日本のアニメは海外、とくにヨーロッパで人気があり、ルパン三世もイタリアが舞台となることが多いためか、イタリアで圧倒的な人気を誇っています。
この第4シーズン、なんと発表はMIPCOMというカンヌで開催されたコンテンツ見本市というから国際的です。
しかも買い付けを行なったイタリアのTV局が日本に先駆けて、日本では放映されなかったエピソード2話も含めて全話放映しています。
シリーズは第1話からルパン三世がサンマリノの大富豪の娘と結婚するという意表を突くプロローグから始まり、これまでのTVシリーズのように1話完結でなく、全24話を通じて物語が完結するスタイルです。
最近のアニメはこの全話通じてストーリーが完結するというスタイルが多くなりました。
TVドラマもこのスタイルを踏襲していますね。
毎回、同じような展開で1話完結する「水戸黄門」スタイルが懐かしい、と思うのは高齢者だけ、かもしれません。