日本語には平仮名、カタカナ、漢字と三種類の文字があります。
これは世界的には非常に珍しいものです。
多くの言語は英語のように、それほど多くない文字を組み合わせて言葉を作ります。
日本語も平仮名とカタカナはそうです。
50音の組み合わせです。
しかし、漢字は違います。
漢字はそもそも、その一語一語に意味があります。
木や山など、その形から漢字は産まれました。
一文字で何かしらの意味をなしています。
日本人が使う常用漢字は2,000字ほどです。
つまり、それだけの意味のある文字が存在しているのです。
同じ漢字でも、元々は良い意味であったり、悪い意味であったりもします。
最近では子供の名前にその音だけで漢字を選んだりもしますが、それはあまりお勧めできません。
漢字の元来の意味を無視してつけてしまうと、その漢字の負の力が働いてしまうからです。
名前につける漢字は慎重に選ばなくてはいけません。
漢字の成り立ちを踏まえて、どんな風に育ってほしいかを名前に込めましょう。
『名は体を表す』と言います。
その名前が人生を決めると言っても過言ではないのです。
ちなみに、中国にある漢字は5万字を超えるそうです。
日本語も簡単ではないですが、中国よりはいいかもしれません。
中国なら名前をつけるのも大変でしょうから。
⇒ みんなの名言・格言!言葉の力(無料壁紙)