人に対して、ネガティブな感情を抱いてしまうこともあるでしょう。
仕事でどうしても性格が合わない人がいたり、家族でも気にいらない部分があったり。
そんなときのネガティブな感情は、その相手に対して、または陰で言葉にしてしまいがちです。
ネガティブな言葉は、ネガティブな力を呼びます。
それによって負の連鎖が起き、状況は悪くなっていってしまいます。
たとえば誰かに対して嫌いな部分があったとします。
そういうところがあると、他のところにも目がいってしまいます。
嫌いな部分が増えていってしまい、その人自体も嫌いになってしまうかもしれません。
良い部分ですら悪く見えてしまいます。
『坊主憎けりゃ袈裟まで憎い』というようなことです。
そうなればその人と距離をとるようなことにもなり、関係も悪化するでしょう。
普通に付き合っていれば人生にプラスになるかもしれない人間関係は、ネガティブな感情のために台無しになってしまうのです。
気にいらない部分があっても、それを悪いようにとらないで、プラスの言葉に置き換えてみましょう。
『ケチ』というのだって『倹約家』と言えますし、『時間にルーズ』というのだって『おおらか』とも言えます。
そうやって人の気になるところを言いかえれば、特に気にならなくなるはずです。
『八方美人』は『社交的』、『短気』は『感情的』、『内気』は『思慮深い』など、言いようで短所も長所になるのです。
実際に見る人によってその部分は短所であったり長所であったりします。
その人に対してプラスの言葉を多く使えば、きっと関係は良い方向に向かっていきます。
それがさらにプラスの力を呼び、良い循環が生まれるのです。
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