言葉の力は大きなもので、ときとして刃のように傷つけてしまうこともあります。
誰かの言葉で傷ついた経験もあるでしょう。
ケンカの中で出た言葉でも、何気ないときの一言でも、言葉は凶器になり心を傷つけてしまいます。
心の傷は、癒されるのにも時間がかかります。
あるいは、癒えない傷になることだって。
傷つけた方も、そのことで傷ついてしまったりもします。
言葉は選んで使わなくてはいけません。
誰かに注意するときや、指摘をするときは尚更です。
仕事で部下に注意するときや、恋人に直してほしいことを言うとき、気をつけないとむやみに傷つけてしまいます。
悪い点を大袈裟に言ったり、悪いたとえをするのは良くありません。
たまに失敗することを『いつも』と言ったり、『猫の手ほども役に立たない』と言ったり。
そういった言葉は傷つけるだけで、注意の意味をなしません。
おまけに人間関係も悪くなってしまいます。
言葉は人を傷つけるためのものではありません。
人にネガティブなことを言わなくてはいけないとき、いつも以上に言葉づかいに注意しましょう。
大袈裟に言わずに簡潔に。
『ここの点は素晴らしいんだけど……』と良い点を一緒に言うのもいいでしょう。
言葉は刃物と一緒で、普段は便利なものでも使い方次第ではマイナスになってしまいます。
その力を悪い方向に使わないようにしなくてはいけません。
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