目の前に交通事故に遭った人がいるとしましょう。
意識はあるようですが、怪我をしていて痛そうです。
救急車が来るまでの間、あなたはなんて声をかけますか?
『大丈夫?』『痛くない?』
そう声をかけてしまうかもしれません。
しかし、それは間違いです。
『大丈夫、大丈夫。もうすぐ救急車が来るから。大した怪我じゃないよ』
これが正解です。
『大丈夫?』などと言われると、『大丈夫じゃないかも』と思ってしまうからです。
怪我が大丈夫かどうかなんて、医者でなければわかりません。
不安になると免疫力や自然治癒力が低下してしまい、下手をすればその一言が命にかかわることもあるのです。
そのため、まずは安心させてあげることが重要です。
『大した怪我じゃないんだ』と思えれば、気持ちは安定して落ち着いていられます。
余計な動揺は傷を悪化させるだけです。
傷が癒えるためには、現実的な治療と同様に、気の持ちようも大事なのです。
落ち込んだりしたときも、同じことが言えます。
『大丈夫かな?』と心配するのではなく、『大丈夫!!』と自分に言い聞かせます。
そうすれば心の傷も早く癒えてくれるのです。
落ち込んだとき、傷ついたときこそ『大丈夫!!』と自分に声をかけましょう。
そうすれば落ちていた気持ちも、言葉に引っ張り上げられるはずです。
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