アメリカのエンタメ映画、やっぱり長く続けると飽きてきますね。
では次を最後にしましょう。
1995年に公開されたスティーヴン・セガール製作・主演の「暴走特急」です。
まだセガールが今のように太って動けなくなる前の作品なので、一応、格闘シーンは自分でアクションをしています。
もっとも。現在の太った貫禄十分の悪役も魅力的ではありますが。
主人公ケイシー・ライバックは元海軍特殊部隊「SEAL」の隊員で、パナマ侵攻の際、上官を殴ってしまったことから戦艦ミズーリのコック長に回され(暴走特急は同じセガール出演の前作「沈黙の戦艦」の続編に当たり、この映画でコック長に回された件があります)、現在は退役してコックの腕を買われ、レストランのオーナーシェフをしているという、なんとも複雑なプロフィールを持つ人物。
まあ、人生いろいろありますから。
で、疎遠になっていた娘との関係を修復するために北米横断列車の豪華な旅を楽しもうとするけれど、その列車にはテロリストが乗っていてトレインジャック、そのテロリストとケイシーが対決するわけですね。
そのテロリストのボスと最後に闘うのが列車のキッチン。
もちろんケイシーの圧勝ですが、戦い終わった後にケイシーが言います。
「キッチンでは誰にも負けない!」
…名セリフじゃない?
…そうですね、もしかすると映画史上に残る迷セリフ、かも。