「ハリー・ポッターと賢者の石」と同年度に公開されたのが「ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間」。
この映画からの名セリフは、魔法使いガンダルフからホビットの主人公フロドへの言葉です。
「今、やらなければいけないのは与えられた時間で何ができるのか考えることだ」
ガンダルフからフロドに与えられた使命は、闇の冥王サウロンの指輪をモンドール国の火山にある『滅びの亀裂』に投げ込むこと。
かくして壮大な『指輪物語』が始まるのですが、このストーリーで重要なファクターとなっているのが冥王ソロモンの指輪です。
この指輪が持つ魔力が人々の権力欲を増幅させるわけですね。
使命を託されたフロドも例外ではなく、というより、もっとも欲望の少ないフロドさえ魔力に取り込まれそうになることが何度もあるのですが、それを助けるのが、使命に同行したフロドの親友であり、庭師のサム。
報われない行動と分かりながらも、フロドに誤解されて突き放されてもフロドを助けようとするサムの友情はこの映画で唯一、胸を強く打たれる場面と言えるでしょう。
結局、3部作でようやく与えられた時間内にできることを果たすフロドとサムですが、この名セリフ、やはり日常生活の中でも考えさせられる言葉です。
与えられた時間を悠長に考えるか、それとも切実に考えるか、その判断次第で個人の能力が問われるところですね。
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