20世紀の映画が続いたので、少し時代を進め、21世紀の映画から名セリフを紹介しましょう。
最初に登場するのは世界的ベストセラーとなった「ハリー・ポッターと賢者の石」から。
といっても公開されたのは2001年、今から14年も前のことですね。
「It takes a great bravery to stand up to out enemies, but just as much to stand up to our friends.」
「敵に立ち向かっていくのには大きな勇気がいるし、味方に立ち向かっていくのにも同じくらい勇気が必要だ」
ハリー・ポッターシリーズは児童文学で、主人公ハリーの学園生活と仲間の友情、それから両親を殺した敵、魔法使いのヴォルデモートとの戦いがメインストーリーだけに、上記の名セリフにはハリー・ポッターのエッセンスが詰まっているといえます。
実際、組織の中にいると上司に対して強いことは言えても、同期の仲間に同じくらい「間違っている」ことを言える人は多くないでしょう。
やはり仲間に「間違っている」ことを伝えるのは仲間から疎外されるという気持ちがあるからですね。
これが友達になれば、さらに比重は増します。
しかし、長年の友達であるからこそ自分の気持ちを正直に伝えてもそれを理解できるはず。
それくらいで壊れてしまう友情ならば壊してしまえ、と「ハリー・ポッター」シリーズは言っているわけですね。
…え?…違うって?