農夫、レイ・キンセラの作った野球場になぜかホワイトソックスの選手だった“シューレス”ジョー・ジャクソンがやってくるという映画「フィールド・オブ・ドリームス」の続きです。
「If you build it, he will come.(それを作れば彼はやってくる)」
という名セリフ、この彼は“シューレス”ジョー・ジャクソンのことだったのでしょうか?
その後も次々と『天の声』が続き、レイ・キンセラは不可思議な気持ちを抱きながらも『天の声』の通りに行動します。
そして、最後にやってきた彼と、自分の作った野球場で、夕暮れの中、キャッチボールをします。
「教えてくれ、ここは天国かい?」
「アイオワだよ」
「アイオワ?まるで天国のようだ」
「天国は存在するのかい?」
「するとも。夢の叶う場所だ」
この会話の後、主人公のレイ・キンセラはキャッチボールの相手と球場を見渡して、一言。
「だったら、ここが天国だよ」
果たして、その彼とは誰だったのでしょうか?
もう、はっきり言って男であれば、このシーンは大号泣間違いなし、です(ちなみに女性はあまり感動しない、というのが周囲の評価でした)。
男にとって、絶対に取り返すことのできない時間を夢見させてくれる映画です。
いや、夢ではなく、本当に「それを作れば、彼はやってくる」のかもしれません…。