「あらそう?なら死になさい」
これは主人公の草薙素子が亡命を企てる政府高官に向かって発し、その後、躊躇なくサブマシンガンで射殺後に姿を消すシーンに使われた名セリフですね。
原作、劇場公開版、TVシリーズ版すべてに使われていますが、クールに自分の仕事を遂行する草薙素子の性格をこれほど端的に表しているセリフはないでしょう。
この時、草薙素子は光学迷彩服を来てビルの窓から逃走するのですが、1989年にはまったくのSF(しかし士郎正宗の解説では細かく科学的根拠が描かれており、けっして想像の産物ではありませんでした)でしかなかった、高額迷彩服が最近になって実現化の目処が立ちつつあります。
アメリカ陸軍や東京大学が開発していますが、その原理は難しくて分からないけれど、それぞれが発表している写真を見ると、確かに視覚をカモフラージュする効果が見られます。
「さて、どこへ行こうかしら。ネットの世界は広大だわ」
これは原作や劇場版で使われているラストシーンで、新しい義体と電脳につながった広大なネットワークを感じながら言うセリフです。
1989年、日本ではまだインターネットの概念がなく、翌年、世界で初めてスイスでWorld Wide Webシステムのための最初のサーバとブラウザが完成しています。
インターネットが一気に広まったきっかけとなったのがWindows95(つまり1995年発売)であることを考えると、原作者である士郎正宗の先見の明には驚くばかり、ですね。
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