「こいつ、動くぞ!」
このセリフも有名ですね。
昭和54年(1979年)から昭和55年(1980年)にかけて、全43話放映された『機動戦士ガンダム』の中で、主人公のアムロ・レイが初めてモビルスーツに乗り込んだ時の一言です。
最近、ネットの記事見出しで明らかにガンダム系を拝借している文章が目立つようになりましたね。
例えば、動きが奇異な商品に対しては上記を捩って、
「こいつ、◯◯動くぞ!(◯◯には商品の奇異な動き、ウネウネとかモフモフとか、が入ります)とか、「さあ、見せてもらおうか、◯◯の◯◯の性能とやらを(◯◯にはメーカーと商品名が入ります)」みたいに。
書いているライターがガンダム世代であることが一目で分かると同時に、また商品訴求対象や記事内容がガンダム世代であれば、間違いなく目を通すのでかなり有効な見出しとなることは間違いありません(オリジナリティの低さはともかくとして)。
ストーリーとしては全43話(本当は全52話だったところ、視聴率不振で9話削除)で終わっていながら、現在でもスピンオフ作品や別解釈の派生作品が生まれているのはアニメ名作の証拠ですが、それら以外にもエポックとなった総合的な革新性を持っているのが『機動戦士ガンダム』です。
次項でそれを説明しますね。