セーラー服美少女戦士、月野うさぎことセーラームーンの、
「おいたをする子は許さない!月にかわって、お仕置きよ!」
この決めセリフに、一体、世の二次元キャラ大好き連中がどれほど「お願いだから俺にお仕置きをしてくれー!」と叫んだことでしょうか?
…ちょっと不謹慎ではありますが。
美少女の軍団が戦闘戦士となる物語は『美少女戦士セーラームーン』が最初らしく、また少女コミックジャンルのひとつ、魔法少女の先駆けでもあった、ということで、その意味でもエポックメイキングの作品であることは間違いありません。
まあ、コミックでいえば女性が戦士となるのは古くからあり、『りぼんの騎士』や『ベルサイユのバラ』なども名作として刻まれています。
リアル社会では15世紀、フランス軍に従事してイングランドとの百年戦争で重要な役割を果たしたジャンヌ・ダルクなんて勇猛果敢な女性もいたし、もっと遡れば南米アマゾンには女系社会を築く部族が存在、その中に外部の敵と闘うアマゾネスという女性戦士軍団もいたので、女性戦士そのものはけっして珍しい物語ではないのですが、やはり『美少女戦士セーラームーン』がこれほどヒットしたのは決めセリフのおかげ、といえるでしょう。
水戸黄門だって、「この紋所が目に入らぬかあ!」の決めセリフがなきゃ、ただのジイさん漫遊記ですからね。
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