日本初のアニメ『鉄腕アトム』の世界観がリアルに現代へ押し寄せていることの解説、長くなってきたので本項で終わりにしましょうね。
ロボット、現代風に言えばA.I.を備えたコンピューターということになりますが、ロボットには「人間に危害を加えてはならない」という原則がありました。
ロボットの三原則には第二条に「ロボットは人間から与えられた命令に服従しなければならない。ただし、与えられた命令が第一条に反する場合はこの限りではない」とあります。
しかし、すでにアメリカ空軍は無人航空機RQ-1プレデターを実戦に投入、当初は偵察目的でしたが現在は武装し、すでに中東戦争で活躍しています。
今のところ、コンピューターは搭載していますが、あくまで遠隔操縦されていますが、これがA.I.による攻撃となれば完全に第二条の放棄ですね(しかもRQ-1プレデターは誤爆や民間人の巻き添えが多いことでも有名です)。
そうなれば当然、第三条「ロボットは前掲第一条および第二条に反する恐れのない限り、自己を守らなければならない」という原則も通用しなくなります。
つまり第一条および第二条に反しても、自己を守るという行為を取っても矛盾が発生しないこと。
将来、「だからコンピューターに知能なんか与えなきゃよかったんだよ!」なんてことを言わないような科学の進歩を願うしかありません。
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