「人は負けることを知りて、人より勝れり」
戦国武将の合戦における勝ち数、勝率は合戦の規模にもよるので一概には言えませんが、やはり勝ち数では織田信長や豊臣秀吉が圧倒的に多く、勝率では武田信玄や上杉謙信が上位にランクインします。
徳川家康は最終的に征夷大将軍となって全国を統一、約460年続く江戸時代の基礎を作り上げましたが、合戦においては勝ち数、勝率ともに名だたる戦国武将の中では下位に甘んじています。
徳川家康の敗戦の中でも有名なのが三方ヶ原の戦いです。
上洛を目指す武田軍に対して織田軍に参戦するも、武田軍の攻撃に圧倒され、しかも策を弄して失敗するという、およそ合戦の総大将としての資質を問われる戦いぶりで、三方ヶ原の合戦では武田軍の死者200名に対して徳川軍は約2000人の死者を出しています。
三方ヶ原の戦いの後、武田信玄は病に倒れたため上洛を諦めて甲斐国への撤退を行い、その途中で病死しますが、もし、信玄が病を患っていなかったら天下を統一したのは家康ではなく信玄になっていたでしょう。
上記の名言は歴史に残る敗戦を味わったことのある家康ならではの言葉です。
人生、負けることで学べることもたくさんある、ということですね。
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