詰めを誤って短期間に終わった明智光秀の天下

「わしは1000人の頭になることくらいで終わるつもりはない、もっと大きくなる」

話を元に戻して明智光秀の名言。

これは明智光秀が20歳頃、大黒天の像を拾ったところ、家臣が「大黒天を拾うと1000人の頭になれる」と言ったことに対して発した言葉で、その後、大黒天を捨ててしまったという逸話が残っています。

若い頃は野心家だったようですが信長の家臣となってからはその影を潜め、徹底した忠誠心を示していました。

それほど忠誠心を示した明智光秀がなぜ謀反を起こしたのか謎のまま、謀反に際しての史料が一切ないので動機に関しては憶測に過ぎません。

織田信長は最期の時を知ると本能寺に火を放ち、奥の間に消えたため、明智光秀は信長の遺体を確認することができませんでした。

結局、信長の御首(みしるし)を持たないことが明智光秀の信頼性を著しく下げたことから支援する大名がほとんどおらず、直後、後の太閤秀吉となる羽柴秀吉との山崎の戦いで敗れ、最期は小栗栖の森林内で落武者狩りにやられた、あるいは自害した結末を辿っています。

信長を討って天下人となったけれど、わずか13日後には亡くなっていることになります。

その短い治世から「三日天下」という言葉が生まれました。

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