人類の科学が進歩して地球規模が狭くなると、なぜか次々と予想もしなかった事態が引き起こされます。
それまでアフリカに生息するコウモリを宿主としていたエボラウイルスがヒトへ感染するようになり、熱帯・亜熱帯地方でしか見られなかったデングウイルスを媒介する蚊が代々木公園で見られるようになり、α-ラトロトキシンの神経毒を持つセアカゴケグモはすでに関東以南で定着を始めています。
最近ではアメリカのネイサン・ゾナー君という14歳の少年が「DHMO」という化学合成物質の害を指摘、その使用規制を求めていることが話題になりました。
ゾナー君が指摘した「DHMO」は酸性雨の主成分となり、温室効果を引き起こす要因となっているばかりでなく、海難事故死者の直接の原因であり、末期ガンの腫瘍細胞中にも必ず含まれ、個体状態のDHMOに長時間触れていると皮膚に大規模な炎症を引き起こします。
この「DHMO」、日本でも工業製品の冷却などでも使われており、そのまま川や海に排出されるので魚介類の身体の中に入り、さらには我々、日本人の体内にも高濃度で検出されます。
ゾナー君は現在、この「DHMO」の使用規制を求めていますが、まだまだ賛同者が足りません。
この「DHMO」の使用規制に賛同する人は次項で詳しい内容を紹介しますので、まずは次項に進んでくださいね。