たとえ、自分に対し、不信の目を向けている相手に対しても、優しく、心を開いた態度で接するべきだ。相手がそのような態度をとるのは、心におびえを持っている証拠である。過去に何回か人に裏切られた体験を持つと、世の中じゅうの人間が、自分に向かってあだをなすような錯覚に捕われてしまうものだ。

そのような人は、かわいそうな人だと、まずいたわりの心をもって接することだ。基本的にいって、まず相手を信頼する態度から始めることは、成功人間になるためには必要なことである。そして、常に柔軟な姿勢を保ち、相手の出方次第で対応の仕方を変化させて行けばよいのだ。

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