協力者に対して自分の望みを明らかにせよ

自分の部下、あるいは自分の協力者になりそうな人には、自分が何を望み、どのようなことを欲しているかを明らかにしておく必要がある。自分の望みを相手に強要することは、しばしば逆効果になりやすい。しかし、だからといって、それを不明確なものにしておくと、相手はどのようにすれば、あなたの希望にそうのであるか判断のしようがないではないか。

大切なことは、相手にこちらの望みの何たるかを知らせておき、次に、相手にそれをしたくなるような気持ちにしむけることである。それには、自分に対し好意を持たせるようにすれば良い。好意を持たせるようにするには、相手に喜びを与えれば良い。その喜びを与えるには、相手の五つの本能の内どれかを充足させてやれば良い。

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