あることを成功させるためには、その結果としての成功の姿を信じ念じつづけられるか?
ということが、その願望者に課せられた必須条件になってくる。
しかし、世の多くの人は、この信じ念じつづけるという意識行を、いつの間にか放棄してしまうか、あるいは、そんなことが出来る筈はないといったような疑い、あるいは不安にさいなまれる結果、その成功から遠ざかってしまうのである。
成功を念じつづけるとは、その成功をイメージ化し、ドラマ化し、それを想像して楽しむということなのである。
それは決して、神に嘆願するような祈りのたぐいではない。
そこに焦りや、苦しみの訴えなどがあってはならないものである。
それは、楽しい想像であり、未来の喜びの先きどりである。
これを習慣化する人こそ成功者としての第一条件をそなえた者である。