日本の宝くじでも追跡調査こそありませんが、アンケート調査を実施しています。
1000万円以上の当せん者なので獲得賞金額の規模は小さいのですが、やはり大金を手にしたことには間違いなく、その行動体系は日本独特の慎ましさがあります。
対象者数は約2000人前後。
もっとも気になる使い道は貯蓄がトップで49.3%も占めています。
続いて借金の返済が15.9%、第3位に初めて人生を楽しむ使い道の旅行が15.3%で登場しますが、再び土地・住宅の改装や購入、家族サービスや親孝行となり、クルマの購入は13.9%と高かったものの、ブランド品の購入はわずか1.6%、趣味の充実でさえ7.7%しかありませんでした。
ちょっと悲しいのが寄付等社会貢献に使った人が2.0%しかいなかったことです。
いくら獲得賞金額が少ないとはいえ、ちょっと慎ましすぎる気がする、というのは当せん経験のない者のヒガミでしょうか?
甘い夢を見て買った宝くじが高額当せんすると一気に現実に戻るというのもまた、宝くじ当せん者の人生が変わった証拠でもあります。
ヒガミを承知で言うなら、高額当せんした金はあぶく銭、一晩で使い切ったぜ!なんて豪快な話も聞いてみたいものです。
たまに海外のカジノで同じくらいの金額をスッた、なんて下らない話を聞くと「ざまあみろ」と思いますが。