宝くじ、高額当せんはとても甘い夢ですが、本当に実現したらどうなるのでしょう?
日本では宝くじ当せん者が発表されないので高額当せん者のその後の人生は分かりませんが、アメリカやイギリスでは本人次第で本名を公表するため、その後の人生が追いやすくなっています。
前述したパワーボールで830億円当てたマサチューセッツ州の女性も堂々と(しかもガムを噛みながら)TVに出演し、平気で「もう(職場には)戻らないと電話した」なんて言っちゃうくらいですから。
高額当せん者がその後、どのような人生を送ったか、調査したのがイギリス。
1994年に始まった国営大型宝くじ「ナショナル・ロッタリー」で当せんした億万長者(英国ではmillionaire:ミリオネアと表現するので百万長者ですね)3000人を運営している民間のキャメロット社が追跡調査しました。
その報告書によると、3000人の当せん者は7958軒の家を現金で購入し、その平均価格は約90万ポンド(約1億3400万円)で28%の家がウォークインクローゼットを備え、22%がビリヤード台などのゲームルームを設けていました。
親戚や友人3700人の住宅リローンを肩代わりし、4億6000万ポンドがクルマの購入に当てられ、もっとも買われた車種はレンジローバーとアウディだったと書かれています。
日本でも英国でも、いきなり億万長者になると同じようなことをするものですね。
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