海外の宝くじで830億円の当たりが出たことを前述したので、海外の宝くじ事情について話しましょう。
830億円当せんが出たのはアメリカの「パワーボール」という宝くじ。
数字選択型の宝くじで、1~59までの数字の中から5つ、1~35までの数字の中から1つ選ぶという形式。
マサチューセッツ州の医療センターで32年間勤務していた2児の母親である女性は6,7,16,23,26,そして4の6つの数字すべてを当て、すぐに医療センターへ「もう(職場に)戻らない」と電話したそうです。
よっぽど医療センターの仕事が嫌だったんでしょうね。
このパワーボールですべての番号が当たることをジャックポットと呼びます。
これまで2013年に660億円が当たったことがありましたが、この時は共同購入だったので分配されています。
ちなみにパワーボールを販売している店で当たり券が出た時は5万ドルのボーナスが支払われます。
830億円の当たり券が出たのはマサチューセッツ州の小さなガソリンスタンド。
このガソリンスタンドの経営者は5万ドルボーナスを慈善事業に寄付すると述べたそうです。
なんだか、2人の将来の明暗が分かりそうな行動ですね。
なお、マサチューセッツ州は宝くじに税金がかかるので実際に手にする額は480億円だとか。
それにしても日本の宝くじとはケタが違います。