海外宝くじのネタをもうひとつ。
最近、海外宝くじに「当たった!」とか「当たるチャンス!」などと称した詐欺事件が増えています。
詐欺、話だけを聞いているといつもなぜこんなカンタンな手口に騙されるのか?と思う人は多いでしょうが、当事者になると話は違ってきます。
手口の大部分はDM(ダイレクトメール)から始まります。
豪華な封書を開けてみると「おめでとうございます!○国の○○宝くじに当せんしました!ただし、受け取るためには会員になる必要があるのでクレジットカードまたは同封の振込用紙で5000円支払ってください」といった内容。
まあ、一般的な人であればこの時点で購入もしていないのに当たるわけがない、と考えるものですが、小金持ちで5000円くらいはお酒で消えちゃうというような人になると、その賞金額の多さに目がくらみ、つい払っちゃうわけですね。
で、いつまで経っても連絡が来ないところでようやく詐欺であることに気がつくわけです。
またインターネットのサイトにアクセスしてクレジットカードで払うという詐欺方法もあります。
ネットで購入しているクセのある人にとってはこっちの方が危険ですね。
とにかく海外宝くじのDMが来ても一切無視するのが最大の防御策です。
消費者センターに駆け込んで苦情を言っても、払ったお金は絶対に戻ってきませんから。