Ｑ これまでの、宝くじ攻略の歴史において、何か特に印象に残るような出来事がありましたか？
Ｋ：そうですね。私にもこれまでピンチはありましたよ。いろいろ入り用で手持ちのお金がないときもありますわな。そんなときは宝くじの購入代金もろくになくて、もう本当イライラしますわ。でも、そんなときでも、たとえ千円分でも、やっぱり買わなあかん思うんですよ。なぜなら、自分の想いがあるからですわ。こんどはこの数字でいけるんとちゃうか、とかね。これ逃したらあかん、とかね。
Ｑ：ほう、「宝くじ魂」というか、「宝くじ命」を感じさせる、そんなエピソードですね。それでそのあと、どうなさったのですか？
Ｋ：ええ、そんなときでも、つまり僅かな購入資金でも、やっぱり自分の想いに、カンに掛けて、これはというものを買うたんですわ。それも、ナンバーズ４のストレート一発ねらいですわ。そして、そのストレートを見事決めたんですよ。
Ｑ：それはすごいですね。
Ｋ：そのときの数字、いまだに覚えてますわ。「６６０３」。このときはほんと、お金なくてね。「えーい、お金もないしな、でもこれで一発、ストレートを買おう！」って感じで。で、「６６０３」買うたら、93万も付きましたわ。「やったー」思いましたよ（笑）。
Ｑ：それこそ、本当に筋金入りですよね。宝くじの達人というか、鉄人というか･･･。
Ｋ：それに、こうした宝くじで数字の予想をいろいろと立てていると、頭がボケることないですよ。こんなんして、いつも数字を取っ替え引っ換えして見ていったら、そりゃあもう、頭も冴えてきますよ（笑）。ほんと、ボケ防止にも効くんとちゃうかな。頭のよい体操にもなるんじゃないかと、まじめに考えとります。大体、数字の予測自体が楽しい作業やからね。
Ｑ：なるほど。ナンバーズやロトの攻略法を考えること自体が、頭のよいトレーニングと、それにボケ防止の秘訣ともなりそうですね。『ナンバーズとロトで頭のトレーニング』なんていう本も書けそうですね。