人は「病」を通して、なにかの気付きを与えられることがあります。
それが、「病」そのものの「意味」だとすると、体に現れた「病」という信号は、心理面になにかの問題があることを示していることになります。
現代人は忙しすぎて「瞑想」的時間を持つ余裕がありませんが、これは自分の心を見つめ直すためにはよい習慣だと思います。
瞑想と聞いて、宗教的なイメージ(そして、違和感)を持たれるなら、それを「内省」といってもよいのですが、自分の心理と向き合う姿勢こそ、あらゆる「病」を断ち切るための最初のステップだと思うのです。
そして、昔から瞑想は月夜の晩に好んで行われていました。
「ハタヨーガ」というヨーガの行にも『月の礼拝』と呼ばれるものがあるそうです。
その行では、満月の4日前から月の光の下で、月に向かって礼拝するといいます。
ちなみに、ハタの「ハ」は月を意味し、「タ」は太陽を意味しているとのことです。