寝る前に自分の願望を絵にしてみるのも有効

一つは自分の願望なり、抱えている問題なりをしっかりと認識していることが必要だ。

そのことは前にも触れてある。

次にすべきは、その願望が成就するための、または問題が解決するための、祈りである。

祈りと聞いて、宗教臭いと思うなかれ。

祈りとは本来、「心から望むこと」。

ならば、それは願望が成就した後の、または問題が解決した後の、具体的な自分のイメージを強く想うことにもつながるのだ。

大事なことだから、もう一度言おう。願望が叶うことを一生懸命に祈る、というのではなく、願望が叶った様子を強く想い描くのである。そのほうが潜在意識を強く動かせる。

さらに強く潜在意識に作用させるため、寝入りばなに、そうしたイメージを心に焼き付けるのである。

眠りの世界に落ち込むとともに、それは潜在意識に届くことになるからだ。

それをより効果的にするのに、願望を絵にしてみるという方法がある。

たとえば数字選択式の宝くじでは、自分が選んだ数字で大当たりをしている様子や、競馬の場合では買った馬が優勝するシーンを描いてみて、毎晩その絵を眺めながら眠りにつくなどするのだ。

すると翌朝、ある特定の数字が心の中に浮かんできたり、あるいはある馬の残像が脳裏に去来したりするかもしれない。

それがヒントだ!

いずれにせよ、眠りにつくときに、何を想っていたかが重要になってくるのである。

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