印相学を元にした印鑑、かなり「してはいけない」ルールがあります。
その一例を紹介しましょう。
◆印鑑の印章は真円でなければいけません、印鑑は小さな宇宙であり、あなたという全存在がこの印鑑という小さな宇宙のなかに全て込められているといってもいいでしょう(宇宙が真円である、といつ判明したのでしょうか?)。
◆四角印は発展性がないので努力しても報われず運勢にムラがあり、角が立っているので周囲の人とぶつかりやすい傾向があります(角を取って丸くなれば面積は小さくなりますが、人間性は小さくならないのでしょうか?)
◆外枠が太く中の文字が細い印鑑は空白が多いことから、財運に恵まれず社会の信用が得られないばかりか、入ったお金も出やすく、また胃腸など内蔵疾患を持つ人が多いのです(細篆書体という伝統的な細文字もありますが、それにしても内蔵疾患まで結びつける発想がたくましさを感じさせます)。
以上は開運印鑑を製造しているホームページから引用(一部、語句を変えています)した例で、他にも印章の輪郭から切り離された文字は無気力になるだとか、独自性のあるデザイン文字は無節操になる(吉印体も篆書体のデザインなんですけれどね)だとか、とにかく印相学に則った印鑑以外を持つと必ず不幸が訪れるようです。