かつて太平洋に存在していたレムリア大陸とレムリア人、胡散臭い話として一笑に付すのは簡単ですが、存在がないという証明ができない以上、信じるか信じないか、というニューエイジ思想の見解になってきます。
そも、現在の人類が登場してきたのは、およそ25万年前の話。
それまでに地球上の生物は何度も全滅しています。
22億年前と7億年前には地球の全球凍結(スノーボールアース)があり、その後に生物の爆発的誕生があったという説は科学的に認められつつありますし、およそ2億5千年前には地球上の大陸がすべてつながったひとつの大きな大陸、パンゲアであった説もプレートテクトニクス理論として認められています。
全球凍結では生物が活動できる場所が海底活火山付近に限られています。
パンゲア大陸分断はスーパーホットプルーム(要するに大規模な火山噴火ですね)が現在の太平洋付近で激しく活動したことが痕跡として残されており、パンゲア大陸が存在していたと言われるベルム紀/三畳紀には地球最大規模の生物大量絶滅が定説となっています。
全球凍結前、あるいはパンゲア大陸のスーパーホットブルームの時にレムリア大陸とレムリア人が存在していたとしても、絶滅は免れなかったでしょう。
その痕跡は、太平洋の海底深く眠っているとも限りません。
レムリア人と万能パワーストーンの関連性が見つからないのはともかくとして。