二酸化ケイ素の結晶である石英がラッキーアイテムであるパワーストーンに結びつくのは古代からの民族が呪術の道具として用いられたことを起源としているのはこれでお分かりだと思います。
しかし、石英のなかで無色透明な結晶体である水晶が生命力を活性化させて細胞の再生力、免疫力、体内に蓄積した毒素を排除させて自分の歩むべき道を明確化させる、という効力まで一気に飛躍してしまうのはまったくの謎に包まれています。
まさしくミッシングリング、猿から人へと進化した過程の抜けている部分と同じです。
わずかですが、そのミッシングリングを表す諸説があるので、それらのひとつをご紹介しましょう。
スピリチュアル・カウンセラー(いかにもニューエイジ的ネーミングですね)である江原啓之氏いわく「鉱物霊なる神霊が宿っている」という解釈はともかくとして(この人はなんでも霊ですね)。もちろんスピリチュアル世界観独特の言っちゃった者勝ちではありますが。
ちなみにパワーストーンを販売する時に、上記のように免疫力を高める、とか体内毒素を排除する、などといった宣伝文句を書くと厚生労働省の医薬品食品局監視指導・麻薬対策課からご注意、ご指導を受ける場合がありますので販売されている方々は十分にお気をつけ下さい。
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