論理的思考力を鍛えるために積み木を行うのは脳内作業の論理的思考を積み木という物理的動作に置き換えることで視覚的効果を生み出すので分かりやすい脳トレとなります。
続いて発想力に行きましょう。
発明家の大切な素養は「ものぐさ」なことだと言います。
つまり、今の生活よりもっとラクをしたいから、不便さを解消するために発明を行うわけですね。
今の生活よりラクをしたい場合、もっとお金を稼げばいいじゃないか、と思うのが凡人。
発明家は不便さを集中して考え、繰り返し不便さを解消する方法を追求することにより、不便さ解消のための神経経路が活発化、情報伝達を効率良くするために記憶回路から役立ちそうな情報を引っ張り出してきて神経経路につなぎ合わせるのです。
ゴキブリを手で捕まえず、しかも捕まえた後に見ないで手を汚さずに捨てる方法はないものか、と毎日考えているとハエ取り紙やアメリカの粘着シートによるネズミ捕りの記憶が神経経路に突然接続し、ゴキブリホイホイが生まれました。
発想力の鍛え方も思考力や記憶力とまったく同じなのです。
不便さを見つけ、解消方法を報酬として毎日繰り返しを行い、不便であることの情報通過経路を活発化させることで役に立つ情報を記憶から接続させるのです。
発想力の脳トレは、まず不便さを見つけること。
上手く行けば特許料だけで人生、左団扇で過ごせる可能性もありますよ。