災厄は幸福と同じ数だけ訪れる

毎年災厄が降りかかっているという人がいれば、逆にこれまで大きな災厄なんて経験したことがない、という人もいるでしょう。

人生に対する努力とか災厄に対する精神力の違い、といえないこともありませんが。

しかし、全体的に見れば多くの人が災いもあれば幸せも適度に、ライフサイクルに同調するバイオリズムのように波を描いて訪れているというのが実情でしょう。

その意味では厄年が災いの訪れるピークと解釈すればまったく意味のないこと、とは言えません。

だからといって神社仏閣で厄祓い厄除けすれば避けられるというものでもありません。

神社仏閣での祈祷はあくまでも本人の気持ちを引き締めるものであり、けっしてご本尊がお守りしてくれるわけではなく、しかも祈祷代を高くしたからご利益も多くなる、というものでもありません。

神社仏閣はあらゆる厄祓い厄除けの祈祷を行なってくれますが、逆に言えば神社仏閣に取ってなんでも災厄は一緒、ということでもあります。

ライフサイクルの中で災厄が集中した時は、まずその原因を探ることから始めてみましょう。

災厄が重なると精神的に疲労してしまうので、ついスピリチュアル的な他力本願が出てしまうのも無理はありませんが、ひとつひとつの災厄には必ず原因があるのです。

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