厄払いというと、神社で行うものと思っているでしょう。
しかし、それだけではありません。
例えば、毎日入るお風呂や、体・顔などを洗う行為。
これも厄払いの一つです。
日々放っておくと体の中に穢れが溜まってきてしまいます。
それを洗うことや、お風呂に入って汗をかくことで洗い流し、穢れという厄を払っているのです。
清潔に保つことが、厄除けに繋がります。
髪を切るというのも、厄を断ち切る意味があります。
髪の毛には厄や邪気がつきやすいので、できればマメに切るようにしましょう。
年末に行う大掃除も、厄払いの効果があります。
身の回りを清潔にして、溜まった厄を払って新たな年を迎えます。
そのように、厄は清潔にすることで払うことができます。
部屋に塩を持ったり、お風呂に塩やお酒を入れて入るのも、清められて厄払いになります。
家の中の空気が澱まないよう、換気をマメに行うのもいいでしょう。
風水的には、厄除けの基本は掃除と換気です。
清潔な環境と新鮮な空気が、厄を除けるのです。
他にも、酒盛りを行ったり、散財すると厄が払われると言われる地域もあります。
神社で奉仕活動を行ったり、神輿を担ぐのも厄払いの一つです。
厄年まで溜めずに、日頃から厄は払うようにしておきましょう。