節分の豆まき、毎年やっていますか?
子供がいると、やっている家も多いのではないでしょうか。
逆に一人暮らしだと、やっている人の方が少ないかもしれません。
意外と知られていないのですが、節分は厄除けの儀式です。
立春は旧暦のお正月です。
この前日がいわゆる節分と呼ばれ、旧暦の大晦日になります。
新しい年になると、年神様を迎えます。
その前に厄などの悪いものを払ってしまってから迎えよう、ということで節分が行われているのです。
『鬼は外』の鬼とは厄を表しています
そしてその厄を豆で追い払うのです。
豆は『魔滅』とも言われ、悪いものをやっつけてくれるのです。
イワシの頭や柊の葉を玄関に飾り、鬼を近づけないようにしているのも、厄除けの効果があります。
通常、豆をまくのは家長の役割です。
ですが、厄年を迎えている人がいれば、一緒に豆をまいて厄払いを行います。
最近では一家で豆をまいたり、逆に家長が鬼役をやって子供が豆をまいたりもしています。
一家で豆まきもいいのですが、厄年の人には必ず厄払いとして豆をまいてもらいましょう。
数え年で自分の年の分だけ豆を食べれば、無病息災とも言われています。
豆で厄を払って、一年の健康を願いましょう。
厄は外に追い払って、福を内に呼び込むのです。