厄除けには祈祷料がかかります。
どれぐらいかかるのか、見当もつきませんよね。
その額は寺社によっても違います。
基本的には『お気持ちだけ』と額は決められてはいません。
しかし、厄払いを申し込むときに紙に名前などを記入するのですが、そこに祈祷料のコース(?)が書かれています。
『三千円、五千円、一万円』というように。
大体がこの三千円から一万円の間です。
平均は五千円ぐらいだそうです。
そのように決められていれば、迷わなくて済みますよね。
値段によって授与されるお札やお守りのグレードが違ったり、祈祷にかける時間が増減したりします。
ただ、ご利益が変わるということはありません。
値段でご利益を増やしたり減らしたりなんて、神様がするわけがありませんから。
祈祷料をお支払いして、厄払いしてもらっているのですから、皆に平等にご利益はあります。
額は気持ちの問題なのです。
厄が心配で、出せない額ではないのでしたら、一万円払ってもいいでしょう。
額ではなく、厄払いをしてもらうということが大事だと思えば、三千円でも十分なはずです。
ただ、祈祷は数人で同時に行います。
自分より祈祷料が高い人の祈祷時間が長かったり、お札が豪華だったりするのを見ると、やはり、そちらの方がご利益があるようにも思えてしまいます。
ま、気持ちの問題ですから、幾らでも納得して祈祷料を払えばその効果は十分にあるはずです。
ちなみに、祈祷料には基本的にお釣りは出ません。
結婚式のご祝儀でお釣りを貰う人なんていないのと同じです。
ちゃんと額を決めて、あらかじめ準備をして行きましょう。