厄年を迎える際、憂鬱な気持ちになる人も多いでしょう。
厄年は新暦では元日から始まります。
該当する人は、あまり気持ち良く新年を迎えられないかもしれません。
『来年は厄年か。嫌だな~』と思ってあけましておめでとうと言っても、心が乗りませんよね。
確かに厄年の1年間は悪いことが多く起きるとされ、気を付けなくてはいけません。
前厄から後厄まで考えると、3年もの間、厄に悩まされるのです。
前厄の前年など『来年から3年間、厄が続くのか~』と、憂鬱になるのもしょうがないでしょう。
ただ、厄年というのは、何の理由もなく悪いことが起きる、というものではありません。
呪いのようなものではないのです。
体力的にもそのぐらいの年齢の頃に悪いことが起きやすい、というのが厄年です。
体に異変が出てくることが多く、注意が必要になります。
逆に言えば、注意しておけば、事前にその厄をブロックすることだってできるのです。
それまで頑張ってきた自分の体と心に、たまには目を向けてあげましょう。
厄年とは、肉体的にも精神的にもメンテナンスを行う時期、と位置づければそんなに厄年も嫌ではないはずです。
それまである程度健やかに生きてこられたのですから、自分の体に感謝をしつつ、『ありがとう』と厄年を迎えましょう。
そして厄をちゃんと払って、注意も払って過ごせば、厄年は自分を労わる年になるのです。