厄年と言っても、その1年で終わるわけではありません。
前厄・本厄・後厄と3年に渡って厄は続きます。
普通は厄年と言うと本厄のことを指しますが、その前年から厄は始まっているのです。
本厄の前には、何らかの兆候が現れます。
その兆しが出る年を前厄と呼びます。
本厄に向けて、準備と心構えをしておきましょう。
そして本厄の年があります。
前厄の1年よりも、十分に注意して過ごしてください。
本厄の1年が過ぎたからと言って、すぐに厄は去っていくわけではありません。
終わったからと気を抜いていると、まだ近くに厄があったりします。
厄は徐々に去っていくので、次の1年間も油断せずに過ごすのです。
その1年が後厄になります。
そのように、一度の厄年でも、3年は注意しなくてはいけません。
厄払いのお参りも、本厄だけでいいとしているところもありますが、本来ならば前厄から三度行く方がいいでしょう。
本厄を迎える一年前からしっかりと心構えをします。
そして本厄が過ぎても油断せずに気持ちを引き締めます。
前厄から後厄まで厄を意識して過ごせば、きっとその厄を乗り切れるはずです。