では、最後にこれまでの内容をまとめてみましょう。
自己啓発における潜在意識とはフロイトやユングが唱えた『無意識』とはまったく無縁であり、自己啓発に役立てる潜在意識とは経験値による潜在能力、ポテンシャルであること。
潜在意識は『成功』という結果をもたらせるものではなく、『成功』という結果を導くための手段でしかないこと。
始めに目標ありき。
その目標がなければ潜在意識を高めることもできず、目標を維持し続けることで潜在意識の容量も増えていく。
目標を確立させたら、その目標を達成させるために必要な経験値を積み重ね、その中から有効な手段を使って、まずは達成感という快感を覚える。
必ず達成させるためにも、最初の目標はハードルを低くすること。
目標という欲求に対する達成は快感を生み出して潜在意識に刻み込むので、さらなる欲求には潜在意識が活性化し、蓄積した情報の中から最適な方法を導き出すようになる。
これが失敗しない潜在意識の活用方法です。
じつに基本的なことしか書いていませんね。
応用は各々で考えてください。
それが潜在意識を高めること、すなわち経験値を増やすことにつながるのですから。