『成功』という結果を導くためには『夢・願望』を目標に置き換え、『実現・達成』させるために経験値という潜在意識を活用する、という方程式は理解できたことでしょう。
潜在意識は潜在能力、ポテンシャルと言い換えることもできますね。
この潜在意識を高めることこそ誰もが苦手と感じる、もっとも重要な部分です。
潜在意識の活用に限らず、世に数多ある自己啓発書のなかで、まともな自己啓発書ほど、経験値を高めるための方法は地道であるがゆえ、あの手この手と手法を変え、できるだけ持続性のない読者を引っ張ろうとするワケで、内容的にはどの自己啓発書も変わりはないのです。
手法を変えるだけで読者を獲得できるのですから、出版社も次々と新しい自己啓発書を送り出せる、とも言えますね。
まあ、なかにはマンガ本を読むのは時間の無駄、などと頓珍漢な指導を行っている自己啓発書もありますが。
その手法はここでも変わりありません。
というより、アプローチをどれだけ変えようとしても、結局のところ、経験値を高める方法というのは、目標に対してコツコツと地道にやっていく以外、方法はないのです。
お箸を無意識に使えるように、ボタンを自然に止められるように、目標に対して無意識な行動が取れるようになるためには、繰り返し、ひとつのことを身体に刻み込む以外、方法はありません。
その無意識な行動が取れるようになってから、顕在意識が目標に対して最適の経験値を取り出すことができるのです。
地道ではありますが、目標があれば、まずはそのために反復練習を行ってください。