憧れは日本語で夢と置き換えることもできます。
顕在意識と『無意識』=潜在意識の両方に夢という言葉が使われていますが、その理由、諸説はともかく睡眠中に見る夢も広義で潜在意識の活用法に取り込んでいる手法を見かけることがあります。
睡眠中の夢に登場してきた数字を復唱して宝くじを買ったら当たった!
こういった引用例から、夢を見るのは『無意識』=潜在意識下に置かれているので寝る前にできるだけ健やかな睡眠が取れるように精神を安定させて、夢から幸運を導きましょう、というような内容でしょうか。
21世紀、脳の解明はフロイトやユングが活躍していた19世紀後半から20世紀前半よりもずっと進歩しましたが、それでもすべてが理解できたわけではありません。
夢に関しては、なぜ夢を見るのか、という原因すら分かっていません。
したがって解明されていないことに関してはあらゆる可能性があるので、睡眠下の『無意識』状態で見る夢が潜在意識の成せる業、という仮説も成り立ちます。
でも、夢が幸運を必ず導くものでしょうか?
頑張れば夢が予言を行ってくれるのでしょうか?
もし、夢のお告げで宝くじを当てることができたのなら、なぜ2回、3回と同じ人が当選しないのでしょうか?
もし、潜在能力を活用して予知が可能だとしたら、宝くじなんぞ買わずに世界平和や自然大災害に役立てて欲しいものです。
誰もが潜在意識を活用して確実に予知ができるなら、この世はこれほど残酷にはならないでしょう。