プロセスを省くことで生じる非確実性

夢を見るだけで実現できる潜在意識というものがあるかどうか分かっていません。

なにしろ脳の研究はまだ進歩の途中であり、まして、夢に関してはなぜ見るのか、ということも解明されていないのです。

解明されていないものに関してはあらゆる可能性があることは事実です。

したがって、『成功』への思いを強くすることで、やがて『成功』は実現する、という科学的根拠のないことも可能性としては否定をすることができません。

いってみれば方程式の問題と答えだけが分かっていて、途中のプロセスを省いているようなものです。

もちろん、人生なんて『終わりよければすべてよし』で、方程式なんて存在しませんし、途中のプロセスにはさまざまなアプローチがあり、正解もありません。

だから『無意識』と『夢判断』のいろいろな解釈のなかで、自分なりに気に入った手法を試してみることもけっして悪いことではなく、それが結果に結びついたとしたら十分に本人に取っては信用に足る手法となります。

問題は、その手法が偶然性なのか確実性の高い手法なのか、ということ。

たまたま、うまく結果が出せたことがあっても偶発的に終わった場合、その手法を続けることによって成功結果の確率が悪くなってしまいます。

成功結果の確率を高めるためには、なぜ『成功』したのか、というプロセスの検証が必要になってきます。

問題と結果だけを提示する手法でも、結局は自分でそのプロセスを解明しなければ成功確率を高めることはできないわけですね。

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