自己啓発書のいいお客様

フロイトとユングの説いた『無意識』と『夢判断』について、少しでも理解できましたか?

おそらく、ここを読んでいる人の大方がフロイトやユングについて調べるどころか、難しそうな言葉に飽々としているに違いありません。

なにしろ、ここまでの間、どこにも潜在意識を活用して『成功する秘訣』も書かれていなければ、『夢』に願いを刻みつけるだけで『成功する方法』も書かれていませんから。

でも、じつはここが『成功する人』と『成功しない人=自己啓発書のいいお客様』の分岐点です。

『成功する人』はとりあえず少しでもフロイトとユングについて知識を得ようとし、『成功しない人=自己啓発書のいいお客様』はもっと簡単に分かりやすい手っ取り早い方法論を探そうとします。

世の中、成功の方法論を説く簡単そうな書籍やセミナーがたくさんありますから、手ぐすね引いて、そういった人たちを待ち受けているわけですね。

もちろん、フロイトやユングは持論から『成功』を説くことはしていませんし、マーフィー氏だってコーヴィー氏だって、じつは『成功』するためには地道なことをしてくださいね、と書いているのですが、現実にはその部分が伝わっていません。

『成功』するための秘訣なんて、誰もが知っていることなのです。

ブレイクスルーも誰だってできることなのです。

それが当たり前すぎるから、誰でも、もっと手軽にできる方法はないのか、と探ってしまうのです。

その代表例が潜在意識の活用という方法なのです。

関連記事(一部広告含む):