体内には分子時計があると言われています。
これは人間だけでなく、生命を持つものすべてに備わっている機能。
呼吸のリズムや心臓のリズム、成長のリズムに睡眠のリズム、そして生死のリズム。
この分子時計によって細胞は分裂を起こし、体内器官は緩急を繰り返します。
人体の場合、これらを司っているのは中枢神経。
分子時計のリズムを意思で勝手に変えることはできません。
つまり生体のリズムは自由に操ることは不可能ということ。
身体P、感情S、知性Iにはそれぞれ高周期と低周期があり、それを無視して行動を起こすというのは生体リズムに反することになり、必ず肉体と精神にひずみを起こします。
現代社会では残念ながら、バイオリズムを無視しがちな生活を強要されるケースが多々あります。
そんな時、生体リズムとどう折り合いをつけるのか、それが精神と肉体を守る方法に結びついていきます。
3つのバイオリズムがどのポジションにあるのかを把握するだけで、上記のようにトラブルの危険回避にも役立ちますし、チャンスの幅を広げることもできます。
生活習慣をバイオリズムに合わせることは難しくても、生活習慣のなかでバイオリズムを利用することは難しくありません。
まずは自分の精神と肉体を守るために。
オリジナル・バイオリズムを作って生活習慣の調整を行なってみてはいかがでしょう?