もう少し実践的な使い方をご紹介しましょう。
社内で重要な会議が迫っています。
貴方には知性Iが高周期の時に作った企画書があり、それを発表しなければなりません。
会議の日、身体P、感情S、知性Iのうち、どれがもっとも高周期だったらいいと思いますか?
たとえば身体P。
この時は体力だけでなく自信や意欲がみなぎっている時でもありますね。
企画書の説明にも熱が込められ、会議出席者をパワーで押し切るような説得力が潜在しているはず。
それから感情S。
この時は協調性があり、人の意見にも冷静に耳を傾けることができるので、他の人との輪を保ちつつ、さらに質の高い企画書を練り上げることができるでしょう。
知性I。
会議にもっとも向いているバイオリズムですね。
冷静な上に理論的、人の意見をきちんと聞くこともできれば反対意見も感情ではなく説得力のある解説が行えるという、会議参加者の誰もが企画に納得してしまう時です。
バイオリズムの高周期を使うことによって、本人のキャラクターの位置づけを強調したり強めたりすることもできますね。
普段は情熱的で強引そうに思えたけれど、会議の時は知性的でクールだった、とか、普段は理論的でつけいる隙がないけれど、会議の時はみんなの意見を聞くやさしい上司だった、というように。
高周期のバイオリズムを上手に使うことで、仕事のスタイルも変えることができるのです。