このバイオリズム、高周期と低周期に関しては自覚できるので自分で事象の分析と行動が取れるのですが、要注意は両極へ移動する中間点。
たとえば身体リズムが高周期から低周期に移る中間点では、まだまだ高周期の好調が続いていると思っているのに、実際は低周期へ移ろうとしているため、思ったように体が動かない、とか。
感情リズムでは異性とデートしていて楽しいはずなのに、なぜかつまらないことで喧嘩するなど不安定な気分になる、とか。
知性面では高周期時に作ったプレゼン資料の細部まで理解していたはずなのに、中間点でプレゼンしようと思ったら細部まで説明できなかった、とか。
とくに高周期から低周期にかかる時の中間点は要注意日と言われています。
この要注意日が分かるだけでも対処の方法が見つかってきますね。
身体、感情、知性、それぞれにおいて遭遇する事象の要注意日に、どのように対処するかを事前に考えておけば不安も少なくなるでしょう。
逆に、高周期へ入る時なら、それまでの慎重な姿勢から大胆な行動を取っても生体サイクルが自然とバックアップをしてくれます。
機を見るに敏。
このことわざを考えた人は無意識のうちにバイオリズムを見つけた人に違いありませんね。