Categories: バイオリズム

サイクルがなくなると無の世界へ

自然の摂理にサイクルはすべて存在しています。

地球は24時間かけて自転し、月は地球の周囲を27日かけて公転、地球は太陽に対して公転し、太陽系は天の川銀河のなかで公転しています。

ミニマムでは28日周期で人体の細胞はサイクルを繰り返し、分子や固体中の原子は基準となる中心位置から振動運動を繰り返しています。

サイクルがあるからこそ活動が生まれるのですね。

宇宙はやがてビッグリップという瞬間に突入します。

ビッグバン以降、宇宙は膨張し続け、星々は今なお誕生していますが、やがてこのまま膨張を続けると銀河の中心に位置するブラックホールの重力が及ばなくなり、銀河から星々は引きちぎられるように散り散りになります。

引力を失った星々は公転も自転もなくなり、ただ沈黙のまま宇宙を漂い、やがて星の寿命を迎えます。

残ったのは無音と暗黒。

これが宇宙の終わり、ビッグリップと呼ばれる世界。

物質のサイクルが消滅することは無を意味することでもあるのです。

人間にも、この物理の定理が当てはまりますね。

誰にも出会わず、働きも遊びもせず、ただじっとして生命維持を保っているだけでは生きている喜びも感じることはできません。

人と出会って環境が変わり、ツラいことや悲しいこともあるけれど、それがあるから楽しいことや嬉しいことを感じることができます。

これが人のライフサイクル。

『人生、山あり谷あり』の格言が、このライフサイクルをよく表していると思いませんか?

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