たとえば収穫。
古代、人々は生き伸びるための知恵として、狩猟民族は山の中に入り、木々が緑になる季節には木の実や獲物が収穫できるか悟り、また、雪で白くなる頃には収穫できないために獲物を長く持たせる方法を考えました。
これは海洋民族も同じで、日々のなかでどこの海流に行けばどの魚が取れるか悟り、魚が取れない季節のために獲った魚を保存させる方法を考えました。
それから台風。
季節が巡ってくれば必ずやってくると経験しているので、その被害を最小限に抑えて生き延びる工夫をしてきました。
古代より、人々は自然のサイクルを生き延びるための知恵に利用してきているのです。
科学が進歩した今でも、この自然のサイクルに逆らうことはできていませんね。
これは人も同じ。
自然界にサイクルがある以上、人にもサイクルが存在し、それに逆らうことはできません。
人生のなかで、最高にツイている、あるいは最悪の事態、なんて予想もつかないことを偶然、の一言で済ませてはいませんか?
それらが人生に一度のことでなく、何度もツイている時、ツイていない時があるはず。
それらは偶然ではなく人生のサイクルです。
ツイている時やツイていない時を予測できたら、チャンスを見逃すこともなく被害を最小限にすることもできますね。
その予測を人生のサイクルから探るのが、オリジナル・バイオリズムなのです。